250ccと400ccの維持費の違いは年45,872円|車検の壁をどう見るか
250ccと400ccの間には、排気量の階段の中でもっとも大きな段差があります。250ccを超えた瞬間に車検と重量税が発生するためです。金額だけで言えば、ここが一番慎重に考えるべき境目です。
結論から
- 車検が発生します
ほかのクラス間の差が年1万円台から2万円台なのに対して、ここだけ4万円前後に跳ね上がります。理由は明快で、車検費用と重量税が新しく発生するからです。
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項目ごとの差
| 項目 | 250ccクラス | 400ccクラス | 差額 |
|---|---|---|---|
| 軽自動車税 | 3,600円 | 6,000円 | +2,400円 |
| 重量税 | 0円 | 1,900円 | +1,900円 |
| 自賠責 | 4,460円 | 4,380円 | -80円 |
| 車検 | 0円 | 17,050円 | +17,050円 |
| 任意保険 | 20,000円 | 26,000円 | +6,000円 |
| ガソリン | 17,000円 | 23,182円 | +6,182円 |
| 整備・消耗品 | 27,600円 | 40,020円 | +12,420円 |
| 年間合計 | 72,660円 | 118,532円 | +45,872円 |
年間3,000km走行・ガソリン170円/L・自賠責24か月契約・整備は標準・車検は業者依頼で計算
車検費用は2年ごとの支払いを年あたりに割った金額です。実際には車検の年にまとまった出費が来るため、月額換算の印象よりも重く感じられます。この負担をもっとも大きく減らせるのはユーザー車検で、年あたり1万円以上変わります。
400ccを選ぶ理由になるもの
維持費が上がることを承知で400ccを選ぶ理由は、実質ひとつに絞られます。高速巡航の余裕です。
- 高速道路を100km/h前後で長時間走っても回転に余裕がある
- 追い越しや向かい風で加速が足りる
- 二人乗りでの高速走行が現実的になる
- 車体が大きく、長距離での安定感が上がる
逆に言えば、高速をあまり使わないなら400ccにする金銭的な理由はありません。250ccも高速に乗れるクラスなので、「たまに使う程度」であれば250ccで足ります。
250ccのまま行くべき人
- 高速を使うのが年に数回で、しかも短距離
- 2年ごとにまとまった出費が出るのを避けたい
- 車体の軽さと取り回しを優先したい
- 維持費を月1万円以内に収めたい
車検の中身は車検費用のページで法定費用と整備費用に分解しています。ユーザー車検を選ぶ前提なら差額はもう少し縮むので、2台比較シミュレーターで車検の受け方を切り替えて計算してみてください。
400ccまで行くなら大型も見ておく
400ccと大型は、軽自動車税も車検も自賠責もすべて同じ区分です。税制上の段差がないため、差がつくのは保険料と乗った分だけかかる費用で、年 23,571円です。250ccから400ccへ上がるときほどの段差はありません。
車検の壁を越えると決めたなら、400ccと大型の比較も確認しておくと選択肢が広がります。クラス別の内訳は250ccの維持費と400ccの維持費にまとめています。
この先を決める前に
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よくある質問
250ccと400ccで維持費はどれくらい違いますか
年4万円前後です。251cc以上になると車検と重量税が発生するため、排気量の階段の中でこの差が最も大きくなります。
400ccにする金銭的なメリットはありますか
ありません。維持費は確実に上がります。400ccを選ぶ理由は高速巡航の余裕であって、費用面での利点はありません。
車検代を安くする方法はありますか
ユーザー車検なら2万円前後で済み、業者依頼の4万〜6万円と比べて年あたり1万円以上変わります。ただし平日の時間と整備の自己管理が前提です。
高速道路は250ccでも走れますか
走れます。250ccは車検がないまま高速道路に乗れる唯一のクラスです。高速をたまに使う程度なら250ccで足ります。
次に見るページ
それぞれのクラスの内訳と、他の組み合わせの差額です。
- 250ccクラスの維持費年72,660円・月6,055円
- 400ccクラスの維持費年118,532円・月9,878円
- バイクの維持費をくらべるクラス別・車種別の比較ページ451本の一覧
- バイクの維持費が安い順ランキング全207台を同じ条件で安い順に並べています