本文へ
バイク維持費ラボ

400ccと大型バイクの維持費の差は年23,571円

制度上の負担は400ccと大型でまったく同じです。軽自動車税も車検も自賠責も同じ区分で、税制上の段差はありません。差がつくのは保険料と、走った分だけかかる費用です。

結論から

大型に上げると年間の維持費は
+23,571円
増えます
月あたり +1,964円

250ccから400ccへ上げるときの差が年 45,872円なので、それより小さい段差です。排気量の階段は等間隔ではなく、250ccと400ccの間がもっとも急になります。

広告

項目ごとの差

項目400ccクラス大型クラス差額
軽自動車税6,000円6,000円—
重量税1,900円1,900円—
自賠責4,380円4,380円—
車検17,050円17,050円—
任意保険26,000円32,000円+6,000円
ガソリン23,182円28,333円+5,151円
整備・消耗品40,020円52,440円+12,420円
年間合計118,532円142,103円+23,571円

年間3,000km走行・ガソリン170円/L・自賠責24か月契約・整備は標準・車検は業者依頼で計算

軽自動車税は両方6,000円、車検の周期も自賠責の料率も同じ区分です。排気量が1,000ccを超えても軽自動車税は変わりません。

重量税だけは初度登録からの経過年数で上がりますが、これは400ccでも大型でも同じ条件です。継続検査2年分で13年未満3,800円、13年経過4,600円、18年経過5,000円で、年あたりでは数百円の差にとどまります。

では何が高いのか

差が出るのは固定費ではなく、乗るほど増える変動費です。

  • 燃費が落ちるためガソリン代が増える
  • タイヤの単価が高く、寿命も短い
  • オイル量が多く、交換1回あたりが上がる
  • 任意保険が一段高い区分になる
  • 車体が大きく駐輪場に停められず、月極駐車場が必要になることがある

このうち駐車場代だけは制度と無関係に大きく効きます。屋外の月極で月5,000円なら年6万円で、400ccと大型の維持費差より駐車場のほうが大きくなります。自宅に置ける環境かどうかが、実は一番の分岐点です。

走行距離で差は開く

年3,000kmならこの程度の差ですが、距離が伸びるほどタイヤと燃料の差が積み上がります。

年間走行距離年間月あたり
1,000 km103,454円8,621円
3,000 km142,103円11,842円
5,000 km180,752円15,063円
10,000 km277,374円23,115円
20,000 km470,619円39,218円

年10,000kmを超えるツーリング派なら、400ccとの差はもっと開くと考えておいてください。

判断材料は維持費だけではない

差の内訳を見ると、税金や車検といった避けようのない固定費ではなく、保険料と乗り方で変わる費用に集中しています。つまり走行距離が少なければ差は縮み、多ければ開きます。そのうえで、次の点も判断材料に入れてください。

  • 大型二輪免許を取る費用と時間
  • 車体価格の差(ここが一番大きい)
  • 自宅に停められるか、駐車場代が必要か
  • 取り回しに不安がないか

駐車場代を含めた実額で比べるなら、2台比較シミュレーターに月額を入れて計算してください。クラス別の内訳は400ccの維持費と大型の維持費にまとめています。

この先を決める前に

広告

今の保険料と比べてみる

任意保険は年齢条件と等級で年数万円変わります。一括見積もりなら複数社の実額をまとめて確認できます。

バイク保険の一括見積もり

今の保険料と比べてみる

今のバイクの売却額を調べる

乗り換えを検討するなら、今の車体がいくらで売れるかで実質の負担額が変わります。

バイクの買取査定

今のバイクの売却額を調べる

よくある質問

大型は400ccより維持費が高いですか

年2万7千円ほど高くなります。ただし軽自動車税6,000円・車検の周期・自賠責の料率はいずれも共通で、税制上の段差はありません。差がつくのは保険料と、乗った分だけかかる費用です。

大型バイクの税金は排気量で変わりますか

軽自動車税は変わりません。251cc以上はすべて6,000円で、1,000ccを超えても同額です。重量税は排気量ではなく初度登録からの経過年数で変わります。

大型の維持費で一番効くのは何ですか

駐車場代です。車体が大きく駐輪場に停められない場合、月極で年6万円ほどかかり、400ccとの維持費差より大きくなります。

二輪に13年超の重課はありますか

重量税にはあります。継続検査2年分で13年未満3,800円、13年経過4,600円、18年経過5,000円です。これは400ccでも大型でも同じ条件で、年あたりでは数百円の差にとどまります。軽自動車税に重課はありません。

次に見るページ

それぞれのクラスの内訳と、他の組み合わせの差額です。